今回は最近注目されているPhoreについて取り上げます。
日本対応のTwitterなども登場し話題になっていますね!
すでに何倍にもなっていますが、まだまだ伸び代はあるんじゃないでしょうか?
みていきましょう!
Contents
Phoreとは
小規模なクラウドファンティングなどの資金調達を匿名で行うことができるように開発された仮想通貨です。
モネロやZcashなどと同じ、匿名通貨の一つです。
元々は、2014年に作られたKryptoKoin(KTK)という通貨を、2017年9月にリブランドさしてPhore (PHR)となりました。
このリブランドの際に、1KTYと1PHRを交換しました。
詳細
通貨名 | Phore |
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通貨単位 | PHR |
公開日 | 2017年9月12日 |
アルゴリズム | PoS |
ブロック生成速度 | 60秒 |
発行上限枚数 | 11,618,802 PHR |
取扱取引所 | Crypto bridge,Cryptopia |
公式サイト | Phore公式サイト |
公式ツイッター | 日本語版公式ツイッター・公式ツイッター |
ホワイトペーパー | ホワイトペーパー |
ソースコード | Githubソースコード |
PhoreはPoS3.0の仕組みにより、送金速度が60秒と短く、手数料も安く、セキュリティの高い取引が可能です。
これ以外にも様々な特徴があります。そのほかの特徴にもみておきましょう!
マスターノードを建てられる
またPhoreには、マスターノードと呼ばれるノードを10000Phore持っているとたてることができ、様々な優遇があります。
マスターノードとは、取引の承認を行うノードのことで、通常より多くの報酬を得られ、インスタント取引への参加や、予算や開発提案に関して、投票することが出来るようになります。また、ブロック報酬ももらうことが出来るようなります。
PoS3.0の採用
アルゴリズムがビットコインで使われているようなPoW(Proof of Work)ではなく、PoS3.0(Proof of Stake)を採用しています。
PoSは仕事量ではなく、コインの保有量や保有時間によってマイニングの難易度が低くなります。
ですがPoSでは、大量のコインを持っていていて、長くコインを保有していれば、ブロックチェーンのフォークを起こすことで、コインの保有時間をごまかすことができました。つまり不正できたのです。
しかし、PoS3.0ではそれを改善しセキュリティの高い取引が可能になりました。
匿名送金
Phoreでは、ゼロプロトコルを使用しており匿名送金を実装しています。
ゼロプロトコルとは、ゼロ知識証明を使用し、送信者と受信者の間の取引情報を第三者にわからなくする技術のことです。
あの有名な、Zcashにも用いれられている技術ですね。
ゼロ知識証明は第三者がトランザクションの詳細を知らなかったとしても、その取引に不正がないことを確認できるといった考え方で、Phoreのブロックチェーン上で送信者、受信者、取引額がわからなくなります。
クラウドファンディングにおいて、投資家は資産の移動や取引履歴をブロックチェーン上で確認出来るなら投資しない、という人も多いと思うので、匿名でのクラウドファンディングは成功につながりやすいと考えられます。
アトミックスワップを採用
アトミックスワップとは、取引所などのサードパーティを使わなくても、P2Pで異なる種類の通貨を交換出来るようにする技術です。
つまり個人間取引を大幅に助長する機能です。
中央集権型の取引所を通さず、直接交換できる仕組みがあることで非中央集権という仮想通貨の良さを出してきています。
Phoreのロードマップ
Phoreのロードマップを載せておきます。
2018年Q1
・コードを改善するなどブロックチェーンの改善
・Web wallet とAndoroidウォレットをリリース
・マスターノードセットアップの自動化
・予算ガバナンスのウェブサイトを成立
・OpenBazaar 2.0をベースとし、Phoreを用いて購入が可能になる分散型マーケットプレイスをリリース
・デベロッパーチームの拡大
・人員採用
2018年Q2
・機能の柔軟性をもたせるためにSegwitの導入
・IOSモバイルウォレットを導入、Appの作成
・Phore財団の設立
2018年Q3
・スマートコントラクトによりDappの作成が出来るようになる
・アトミックスワップの実装
・分散化されたクラウドファンディング
2018年Q4
・スマートコントラクトの実装
・モバイルアプリの開発
・AR/VRマーケットプレイスの強化
・マーケットプレイスに企業を集める
・Phoreラボの設立
を予定しています。この予定通りに行けばすごく楽しみですね。しかし、Phoreの公式ページを見てみると、開発者が顔出ししていなかったり、PoS2.0やPoS3.0やゼロコインプロトコルに関してのホワイトペーパーはブラックコインのホワイトペーパーをそのまま乗っけていたりと少し、雑さが感じられます。※現在は改善されているそうです。
Phoreを扱っている取引所
Phoreを扱っている取引所でオススメなのは、Cryptopiaと呼ばれるニュージランドの取引所です。Cryptopiaでは草コインと呼ばれる時価総額が低いコインをたくさん扱っています。仮想通貨で一攫千金を目指したい方はここで誰も注目していない草コインを調べて投資するのも悪くないかも知れません!
手数料 | |
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手軽さ | |
セキュリティー | |
知名度 |
まとめ
Phoreはまだまだ時価総額の低い仮想通貨です。俗にいう草コインと呼ばれるものです。
伸び代大きくある一方、リスクも高めです。
余裕資金で、投資することをお勧めします。
投資は自己責任・自己判断でお願いいたします。