今回は国内最大級のICOとして話題になった『COMSA(コムサ)』について紹介します。
現在の価値だとどれくらいになっているのか、いくら集めたかについて紹介します。
COMSAとは
仮想通貨取引所『Zaif』を運営するテックビューロ 社が行った国内最大級のICOです。
実ビジネスのブロックチェーン導入を支援するICOソリューションとして日本でICOを行い100億円以上を集めたプロジェクトで、ICOプラットフォームになろうというプロジェクトでした。
まだ今のところ、規制があるのかICOしたい企業が消えていっているのかよくわかりませんが、ICOを行なっている企業はゼロです。
いくら集めたのか?(当時の価格)
今回一番お伝えしたいのは結局いくら集めたのかということです。まずは当時の価格での計算をしてみましょう。

総額が
95614242.43092581 USD(日本円で約105億円(1ドル110円計算))
で内訳が
Bitcoin 8712.56274671BTC
Ethereum 65015.14447398ETH
NEM 85848598.107909XEM
ZAIF 2867750191.65640900ZAIF
になってます。
約105億円という莫大な資金を集め大きな話題になっていました。
では仮想通貨の価格が上がった現在ではどうなっているのでしょうか?
この計算は仮にテックビューロ社がICOで集めた資金を現金化していなかった場合での計算です。
現在の資産価格は?
2018年5月の価格をもとに算出しています。
ビットコイン 約88億円相当(1BTC 101万円計算)
イーサリアム 約50億円相当(1ETH 7万9000円計算)
ネム 約38億円相当(1XEM 45円計算)
ザイフ 約26億円相当(1ZAIF 0.91円計算)
合計 202億円
となりました。
もし12月から1月の始めにかけて売却していた場合ですとさらにこの資産より多くの資産を持っている計算になります。
まとめ
国内であれだけ話題になりましたが、ICOが一件も行われておりません。
お金はあるはずなので、何もしないなら返金してほしいとさえ思いますね。
ただ、国内の会社が先導を取ってのICOですので海外のプロジェクトと比べるとまだいいかもしれませんね。
投資は自己責任・自己判断でお願いします。