匿名通貨取扱い廃止検討のニュース
約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した交換業大手コインチェック(東京)が、送金先を追跡できない匿名性の高い仮想通貨3種類の取り扱いを打ち切る方向で調整していることが16日、分かった。資金洗浄(マネーロンダリング)に悪用されるリスクが高いと判断した。
3種類はモネロ、ジーキャッシュ、ダッシュ。これらはビットコインやネムなど一般的な仮想通貨とは異なり、基盤技術「ブロックチェーン(分散台帳)」上で送金先を把握できず、資金洗浄に利用されやすいという。モネロについて業界関係者からは、北朝鮮が外貨獲得の手段にしているとの見方も出ている。
顧客から預かっている3種類の匿名通貨は一定額で買い取ったり、本人かどうかを厳格に確認した上で出金に応じたりする方向だ。(2018/03/16-23:45)
このように報じられました。