Zcashについて知らない人は多いんではないでしょうか?
匿名通貨と呼ばれ、プライバシーに重点を置いた仮想通貨のことです。
今回は、このZcashについてその将来性や購入方法などを解説していきます。
Contents
Zcashとは
JPモルガンと提携したことで一躍有名となったZcashはその匿名性の高さから注目を集めておりますが、マネーロンダリングやインサイダー取引の温床になる危険性を孕んでいます。
そのため、日本では匿名通貨は廃止される方向で進んでいます。先日もマネックスグループのコインチェックが、匿名通貨の廃止を発表し話題になりました。
しかしながら、必ず一定の需要(マネーロンダリング)がある点やプライバシー性の高い通貨は決済に必ず必要になってくることを考えるとその可能性は十分にあると考えられます。
それでは、Zcashについて詳しく見ていきましょう!
通貨概要
名前 | Zcash(ジーキャッシュ) |
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通貨コード | ZEC |
発行上限 | 2100万 |
承認時間 | 10分 |
アルゴリズム | プルーフ・オブ・ワーク(PoW) |
開発 | Zcash Foundation |
関連プロジェクト | DASH(ダッシュ)、Monero(モネロ) |
参照文献・サイト
Zcash 公式WEBサイト:
Zerocash 公式WEBサイト:
Zerocash ホワイトペーパー:ホワイトペッパー
ZCASHの特徴は、ゼロ知識証明を用いてブロックチェーン内の通貨の取引を暗号化する「高い匿名性」です。
匿名性のメリットは、資産のやり取りを第3者に明かすことなく行えること。ZCASHは、ゼロ知識証明を使った初めての本格的な仮想通貨として期待されています。
誰が誰にいくら送ったかを第三者に明かさなくても、送金トランザクションの正当性が証明できることがZCASHとビットコインとの大きな違いです。正当性を証明するために、ゼロ知識証明が採用されています。
ビットコインで採用されているブロックチェーンは、高い匿名性と信頼性を実現したシステムです。
しかし、ビットコインは仮名性で取引を追跡できることから、完全な匿名性とは言えません。ZCASHは、取引を追跡できない完全な匿名性を実現した仮想通貨です。
ブロックチェーンに加え、各取引の仮想通貨の量、送信者、受信者を非公開にした状態で送金処理が可能になりました。ブロックチェーンシステムを利用する仮想通貨の取引では、仮想通貨の所有という事実を証明する秘密鍵情報を使用し取引が行われます。
ZCASHはゼロ知識証明を採用し、取引する仮想通貨の量を非公開の状態で決済を可能にし、取引の追跡を不可能にする仕組みです。ーコインチェックより引用
通常ビットコインなどの通貨は、ブロックチェーン上に取引履歴が記録されています。
つまりどのアドレスが、どのアドレスにいくらいつ振り込んだかを記録しているのです。
そのため、アドレスがわかってしまうと個人の資産の額やいつどのように使用されたのかなど全てがわかってしまいます。
そこで考えられたのが、匿名性を保つ仮想通貨です。
ゼロ知識証明とは
ゼロ知識証明は、少し昔からある技術です。
下記の記事がわかりやすかったので、興味のある方はぜひ一読してみてください!
Zcashの価格チャート
Zcashのチャートですが、他のアルトコインとは少し違う価格の動き方をしております。
普通のICOでは、価格が低い状態から始まることが多いですがZcashは公開直後から非常に高い値段をつけました。
これは、はじめに配布された量が非常に少なく需要に対しての供給が著しく低かったために起きたことだと考えられます。
しかしその後、暴落しました。
現在では少し回復したもの公開直後の53万円を超えてはいません。
Zcashの将来性
匿名通貨の可能性はかなり大きいものです。
その将来性について少しのべます。
JPモルガンとの提携!?
JPモルガンもZcashのプライバシー技術には関心が高いようで、かなり注目されています。
詳細についてはこちらをご覧ください!
マカフィーがZcashにて言及
I am inundated by people asking me for recommendations on cryptocurrencies. If you would use your heads you would figure out that the privacy coins (anonymous transactions) will have the greatest future. Coins like Monero (XMR), Verge (XVG), or Zcash (ZEC) cannot lose.
— John McAfee (@officialmcafee) 2017年12月13日
あの有名なマカフィーがZcashについてツイッターで言及しました。
これによりZcashは急騰しました!
Zcashの不安点
Zcashの不安点は規制にあります。
ビットコインがマネーロンダリングに使われていましたが、今は取引速度や規制によりかなり減ってきました。
その受け皿として、匿名通貨の需要は確実にあります。
しかし、匿名であるがゆえに規制の対象になる可能性が非常に高いです。
ですので、各国の規制情報については常にアンテナを貼ってましょう。
購入できる取引所は?
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まとめ
プライバシーの保護は非常に魅力的です。
さらに時価総額の値段もまだまだ手頃な位置にいます。
ポートフォレオへの組み込みを考えてもいいかもしれませんね。
規制には敏感になりながら、投資してみるのもいいかもしてませんね。
*投資はくれぐれも自己判断でお願いします。